あっぷるん

子どものほっぺ触ったら、なんかカサカサしてる…。保湿してるのに、どうして?

ゆいさん

秋は体のうるおいが不足しやすい季節なんです。実は、肌と腸は意外と深くつながっているんですよ。

あっぷるん

腸…?お肌の話なのに?

ゆいさん

今日は、帰宅後10分で作れる「内側から潤す」薬膳ごはんと、外側のケアを一緒に紹介しますね!

朝晩の風がひんやりしてきたこのごろ。子どものほっぺやすねを触って「あれ?カサカサしてる…」と気づいたママも多いのではないでしょうか。保湿クリームを塗っても、次の日にはまた粉をふいている。

そんなときは、外側のケアに加えて「体の内側」にも目を向けてみるのがおすすめです。薬膳の考え方では、秋は体のうるおいが不足しやすい季節。そして、肌と腸は意外と深くつながっています。

この記事では、保育士としてたくさんの子どもの肌を見てきた私が、帰宅後10分で作れる「内側から潤す」薬膳ごはんと、今日からできる外側のケアをお伝えします。

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秋に子どもの肌がカサカサ…その乾燥肌、保湿だけで足りてる?

子どもの肌って、もちもちでつやつやなイメージがありますよね♪でも実は、大人よりもずっと乾燥しやすいデリケートな肌です。秋は湿度が下がり始め、外遊びの風や、暖房を使い始めた部屋の空気で、肌の水分がどんどん外に逃げやすくなる時期。

「保湿はちゃんとしているのに…」というママこそ、一度その理由を知っておくと安心です。まずは、子どもの肌が乾きやすい理由と、外側のケアだけでは追いつかないと感じるわけを見ていきましょう。

子どもの肌が秋に乾燥しやすい理由

子どもの肌は、肌を守る「皮脂(ひし)」が大人より少なく、肌のいちばん外側の層も薄いといわれています。たとえるなら、ふたが少しゆるい水筒のようなもの。水分はたっぷりあるのに、すき間から逃げていきやすいんです。

そこに秋の乾いた空気が加わると、ほっぺ、口のまわり、すね、ひざの裏などがカサカサし始めます。保育園でも、10月を過ぎると「かゆい〜」とすねをかいたり、口のまわりが赤くなったりする子がぐっと増える印象があります。

さらに、外遊びでたくさん汗をかくこと、遊んだあとの手洗い、熱いお風呂も、うるおいを奪う原因に。子どもが乾燥肌になりやすいのは、ママのケア不足ではなく、そもそもの肌のつくりと季節のせいなんです。

「塗っても塗っても乾く」ときは内側を見直すサイン

わが家の上の子(息子)は、もともとお肌がデリケート。お肌トラブルを避けようと保湿剤を塗ろうとしても、本人が嫌がることがよくありました。かといって塗らないでいると、かゆくなったり蕁麻疹が出たりするので、根気よく話しながら塗っていた時期もあります。

べたつくタイプ、塗りやすいタイプと、いろいろな保湿剤を試した結果、本人が嫌がらずに塗らせてくれるものに出会えました。結局、病院でもらったヒルドイドや、少しお高めのローションタイプだと、すんなり塗らせてくれることが多かったです。

もちろん、保湿はとても大切です。でも、肌は体の内側から毎日つくられているもの。食べたものが体の材料になり、うるおいのもとになります。保湿が「外からのフタ」だとしたら、食事は「中から水を注ぐこと」。

どちらかだけでは、水筒はなかなかいっぱいになりません。塗っても塗っても乾くと感じたら、それは、内側のケアも一緒に見直してみてねという体からのサインかもしれません。ただし、かゆみが強い、ジュクジュクしている、なかなか良くならないという場合は、食事だけで整えようとせず、早めに小児科や皮膚科で相談してくださいね。

【薬膳の視点】秋の乾燥と「腸」の意外なつながり

「肌の話なのに、なんで腸?」と思った方もいるかもしれません。実は薬膳の考え方では、肌と腸は「同じチーム」として扱われています。そして秋は、そのチームがいちばん疲れやすい季節。

肌がカサカサするのと同じころに、子どもの便がかたくなったり、いつもより出にくくなったりしていませんか?もし思い当たるなら、それは偶然ではないかもしれません。ここでは、難しい言葉は使わずに、秋の乾燥と腸の関係をお話しします。

薬膳では秋は「うるおい不足」の季節

薬膳では、季節ごとに体の中でがんばっている「係」があると考えます。秋に大忙しなのは、呼吸と肌、そして腸をまとめて守る「うるおい係」。この係は乾燥がとても苦手で、空気が乾くと、のどのイガイガ、肌のカサカサ、コロコロ便といった形で、体のあちこちに「乾き」が出やすくなります。

そこで薬膳で大切にするのが、れんこん、大根、梨、白ごま、豆腐、長芋といった「白い食材」。うるおい係をそっと支えてくれる、秋の味方と考えられています。どれもスーパーで手に入りやすく、子どもが食べやすいやさしい味のものばかり。

「秋は白いものをひとつ」と覚えておくだけで、献立を考えるのがぐっと楽になりますよ。

肌と腸はつながっている。便秘と肌荒れの関係

「肌は腸を映す鏡」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。腸は、食べたものから栄養や水分を取り込む、体の「仕入れ窓口」。ここがスムーズに動いていないと、肌をつくる材料もうまく届きにくくなります。

また、便秘が続くと、肌の調子がいまひとつになりやすいと感じる人も多いですよね。秋は水分をとる量も減りがちで、便も乾いてかたくなりやすい時期。だからこそ、発酵食品や食物繊維で腸をいたわりながら、白い食材でうるおいを補う「腸活×薬膳」の組み合わせがぴったりなんです。

子どもの便の状態は、体の内側の乾き具合を知る大事なヒント。トイレのあとにちらっと気にかけてみてくださいね。

帰宅後10分!子どもの乾燥肌に寄り添う薬膳ごはん5選

ここからは、仕事から帰ってきてすぐ作れる、子ども向けの薬膳ごはんです。ポイントは、白い食材でうるおいを補い、発酵食品や食物繊維で腸もいたわること。どれも包丁をあまり使わず、レンジやフライパン1つで作れるものばかりを選びました。

いつもの献立に「1品だけ足す」くらいの気持ちで大丈夫です。分量は大人2人+子ども2人くらいが目安。大人も一緒に食べられるので、ママの肌の乾き対策にもなりますよ。食物アレルギーがある場合は、かかりつけの先生の指示を優先してくださいね。

①豆乳と白ごまのまろやか味噌汁

うるおいの白い食材(豆腐・豆乳・白ごま)と、発酵食品の味噌、食物繊維のえのきを一杯でとれる、いちばん簡単な一品。忙しい日の「あと1品」にぴったりで、子どもも飲みやすいまろやかな味に仕上がります。

材料

  • 絹ごし豆腐 1/2丁
  • えのき 1/2袋
  • 水 300ml
  • 無調整豆乳 200ml
  • 味噌 大さじ2
  • すり白ごま 大さじ1

作り方

  1. えのきをキッチンばさみで2cmに切り、水と煮ます。
  2. 豆腐をスプーンですくって入れ、豆乳を加えて温めたら火を止めて味噌を溶き、ごまをふります。
  3. 豆乳は沸騰させると分離しやすいので、温める程度でOK。
  4. 味噌も火を止めてから入れると、風味がよく仕上がります。

まろやかで味噌汁が苦手な子も飲みやすい味です。

②れんこんとしらすのもちもち焼き

れんこんは秋のうるおい食材の代表格。すりおろして焼くだけで、外はカリッ、中はもちもちの不思議な食感に。しらすの塩気で味付け不要、手づかみで食べられる忙しい日の味方です。

材料

  • れんこん 150g
  • 片栗粉 大さじ2
  • しらす 大さじ2
  • 青のり 少々
  • ごま油 小さじ1

作り方

  1. れんこんを皮ごとすりおろし、片栗粉・しらす・青のりと混ぜます。
  2. フライパンにごま油を熱し、一口大に落として両面を焼くだけです。

夕ごはん前の「おなかすいた」にも便利です。

③大根と鶏ひき肉のとろとろレンジ煮

大根もまた、秋冬のうるおい食材。薄く切ってレンジにかければ、煮込まなくてもやわらかに仕上がります。とろみがつくので小さな子も食べやすく、ご飯にかけて丼にしてもおいしい一品です。

材料

  • 大根 8cm
  • 鶏ひき肉 150g
  • 水 100ml
  • しょうゆ 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 片栗粉 小さじ1

作り方

  1. 大根を薄いいちょう切りにして耐熱容器に入れ、全ての材料を加えてよく混ぜます。
  2. ふんわりラップをして600Wで4分、一度混ぜてさらに3分加熱すれば完成です。

加熱時間は機種に合わせて調整してくださいね。

④鮭とさつまいものバターしょうゆレンジ蒸し

肌の材料になるたんぱく質をしっかりとるなら、秋が旬の鮭がおすすめ。さつまいもの食物繊維で、お腹のすっきりも応援します。骨と皮を除いておけば、小さな子でも食べやすい一品です。

材料

  • 生鮭 2切れ(骨と皮を取る)
  • さつまいも 小1本
  • バター 10g
  • しょうゆ 小さじ1
  • 水 大さじ1

作り方

  1. さつまいもを5mmの輪切りにして耐熱皿に並べ、水をふって600Wで2分。
  2. 鮭をのせてバターを置き、ラップをしてさらに3〜4分。
  3. しょうゆを回しかけてほぐしながら食べます。

⑤梨とヨーグルトのとろりきな粉デザート

梨は、薬膳ではのどや体にうるおいを届ける秋の果物とされています。ヨーグルトと合わせれば、腸にもうれしい、切って混ぜるだけのデザートになります。砂糖なしでもやさしい甘さに仕上がります。

材料

  • 梨 1/2個
  • プレーンヨーグルト 200g
  • きな粉 小さじ2
  • はちみつ 少々(お好み)

作り方

  1. 梨を半分はすりおろし、半分は小さな角切りに。
  2. ヨーグルトと混ぜて器に盛り、きな粉をふります。

はちみつは1歳未満の赤ちゃんには与えないでくださいね。

外と内のWケアで、子どもの肌を冬まで守ろう

ごはんで内側から潤したら、仕上げは外側のケアです。秋の乾燥対策は、「食べるもの」と「毎日のお風呂・保湿」の両方がそろって、はじめてしっかり水筒にふたができるイメージ。

これから暖房を使う時期が続き、肌にとってはもっと厳しい季節がやってきます。今のうちに外と内のWケアを習慣にしておくと、冬の肌トラブルにもそなえやすくなります。

最後に、今日からできる外側のケアと、ママ自身のこともお伝えさせてくださいね。

乾燥肌対策は「お風呂上がり5分以内」の保湿で

外側のケアでいちばん大事なのは、お風呂の入り方と保湿のタイミングです。お湯はあつすぎない、ぬるめを意識。体を洗うときは、泡をたっぷり立てて手でやさしく洗い、タオルは「こする」より「押さえる」がポイントです。

そして、お風呂上がりは肌の水分がどんどん蒸発するので、できれば5分以内に保湿を。子どもが逃げ回る前に、脱衣所に保湿剤を置いておくだけでぐっと楽になります。

部屋の湿度を40〜60%くらいに保つのもおすすめ。加湿器がなければ、濡れたタオルを干しておくだけでも大丈夫ですよ。

わが家の下の子(娘)は基本的に何でも食べる子で、お肌のトラブルはそれほど多くありませんでした。塗らなくても大丈夫な日もあるのですが、時々かさつきやかゆみが出るときは塗るようにしています。

上の子が嫌がらなかったものを一緒に使ったり、皮膚科でもらったオイラックスを使ったりすることも。「塗る?」と本人に聞いて、相談しながら塗るようにしています。

きょうだいでも肌質や反応はそれぞれなので、「この子にはこの子のペース」で見てあげるくらいでちょうどいいと感じています。

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さっと塗り広げやすいローションタイプに加えて、しっかりうるおいを閉じ込めたいときはクリームタイプを使い分けるのもおすすめです。


親子で同じクリームを使い回したい場合は、大容量タイプを選んでおくと、家族みんなの保湿がまかなえて経済的です。


香りや使用感の好みは子どもによって差があるので、まずは少量サイズや返品可能なものから試してみるのがおすすめです。

ママの肌も一緒に。家族みんなで秋をうるおう

子どもの肌のことばかり気にして、自分のことは後回しになっていませんか?正直に言うと、私も毎日忙しすぎて、保湿せずにほとんど寝てしまう状態が続いていました。

やっと最近になって、自分の保湿にも意識が向いてきたところです。今はパックや、乾燥肌向けの保湿力が高いアイテムを取り入れるようにしています。

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今回ご紹介したごはんは、どれも大人も一緒に食べられるものばかり。子どものために作ったごはんが、そのままママの体もいたわってくれます。子どもを変える前に、まずママが自分を大切にすること。ママが元気でいることが、家族みんなの元気の土台です。

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